【実録】ディズニークルーズで涙した理由。顧客の心を掴む「究極のCX」を徹底分析!

【実録】ディズニークルーズで涙した理由。顧客の心を掴む「究極のCX」を徹底分析! 勉強法
【実録】ディズニークルーズで涙した理由。顧客の心を掴む「究極のCX」を徹底分析!

こんにちは、勉強継続コーチ・英語コーチの上村綾子です。

先日、ずっと心に温めていた「死ぬまでにやりたいことリスト(バケットリスト)」のひとつを叶えてきました。それはクルーズの旅です。今回は、今年3月にシンガポールで就航したばかりの「ディズニークルーズ」に、子供たちと3人で行ってきました。

実は私、熱狂的なディズニーファンというわけではなかったんです。でも、4泊5日の旅を終えて帰宅した後、親子ですっかりDisneyの魔法にかけられてしまいました。なぜ、ただの「楽しい旅行」を超えて、ここまで心を掴まれてしまったのか。今回は、勉強カフェのCX(顧客体験)担当としての視点も交えながら、ディズニーが仕掛ける「感動の正体」について紐解いてみたいと思います。

▼このブログはこちらのポッドキャスト内容を再編したものです。ぜひ合わせてお聞きください!

1. 「人のファン」にさせる、緻密に設計された交流の仕掛け

船内に一歩足を踏み入れると、そこには6,000人以上が乗船しているとは思えないほど、温かく「個」を大切にされた空間が広がっていました。何より驚いたのは、乗客同士やクルーとの「ゆるやかな交流」が完璧にデザインされていたことです。

レストランでの仕掛け

例えば、毎晩のディナー。4日間、レストランの場所は変わっても、テーブルを共にするメンバーと担当のウェイターさんはずっと同じなんです。初対面ではぎこちなかったマレーシアから来た親子とも、2日目、3日目と顔を合わせるうちに「今日は何したの?」と会話が弾むようになりました。ウェイターさんも、私たちの好みを把握し、手品で子供たちを笑わせてくれるなど、毎晩楽しませてくれました。

客室清掃の仕掛け

交流の設計は、レストランだけではありませんでした。実は船内では、ホテルの客室清掃にあたる担当スタッフも「担任制」のように決まっているんです 。
廊下に出るたびに、いつも同じ担当の方が笑顔で掃除をしていて、「よく眠れた?」「今日は何をして過ごしたの?」と声をかけてくれます。その温かさに触れるうちに、気づけばそのスタッフさんのことも大好きになっていました 。ディズニーが提供しているのは、単に「きれいなお部屋」という機能的な価値ではなく、人との交流から生まれる「安心感」という最高のギフトだったのです 。

客室ドアの仕掛け

ディズニークルーズには、もう一つ面白い風習がありました。それは、自分の客室のドアを自由にデコレーションできるようになっていることです 。

多くの乗客が、お気に入りのキャラクターのイラストや装飾・電飾を使って、ドアを華やかに飾り付けて自己表現を楽しんでいます 。驚いたのは、そのドアに「自由にとってね!」とメッセージを添えて、アメやシールなどの小さなプレゼントが用意されていたこと 。子供たちは通路を歩きながらギフトをもらい、代わりにお返しの品を袋に入れていく……そんな不思議で温かな文化があるんです 。

デコレーションだけでなく、ドアに貼ったホワイトボードで「好きなキャラクター投票」を実施している部屋もあり、通りがかりの人がシールを貼って参加するなど、直接顔を合わせなくても「ゆるやかな繋がり」が生まれていました。船全体が一つの大きな家族のような、優しい空気に包まれていくのを感じました 。

ディズニーは、見知らぬ乗客同士が自然と繋がり、幸せを共有できる場を、ハードとソフトの両面から作り上げていて、結局人はサービスそのものよりも、最終的には「人のファン」になるのかもしれないと感じました!

2. 妥協のない「本物」が呼び覚ます、眠っていた感情

「船の上のショーだから」と甘く見ていた自分を叱りたいほど、エンターテインメントの質は圧倒的でした。劇場で繰り広げられるオリジナルストーリーは、最新のステージ技術と素晴らしい俳優陣によって、観る者の心にダイレクトに響きます。

私も観劇しながら、思わず号泣してしまいました。幼い頃から触れてきたディズニー作品の記憶が、目の前のパフォーマンスと重なり、自分でも驚くほどの感情が溢れ出してきたんです。単なる「鑑賞」ではなく、自分の人生の記憶とリンクさせる体験。これこそが、ディズニーが世界中で愛され続ける理由なのだと肌で感じました。

船の上で様々な作品に触れ、「あの映画もう一度見たい」「この映画はまだ見てないから家に帰ったら見よう」というように、船での体験が旅行後の購買行動につながっているな〜と、我ながらまんまと戦略にハマっている自分を客観的に見てしまいました^^;

3. 「世界観の一貫性」が生む、圧倒的な没入感

船内には18階までフロアがあり、探検するだけでも数時間かかる広さですが、どこにいてもディズニーの世界観が途切れることはありません。インテリア、船内のアートワーク、BGM、クルーや俳優達の振る舞い、そしてアジア各国の多様なスタッフが同じ哲学を共有して動いている姿。

ウォルト・ディズニーは「ディズニーランドは永遠に完成しない。進化し続ける」という言葉を残したそうですが、その精神は海の上でも完全に息づいていました。既存の大成功に甘んじず、クルーズという新しい分野でも「150点満点」を目指して進化し続ける姿勢には、ビジネスに関わる一人としても大きな刺激を受けました。

旅を終えて:体験は、心と体を動かす最高の学び

帰国後、我が家では常にディズニーのBGMが流れ、家族でディズニープラスを楽しむ毎日が続いています。すっかり「ファン」として行動が変わってしまった自分を見て、改めて「体験」の持つ力の大きさを実感しています。

AIが何でも教えてくれる時代だからこそ、実際に足を運び、心と体で感じる一次情報の価値は高まっています。今回の旅で得た「人との繋がりの大切さ」や「期待を超える感動の作り方」を、これからの私のコーチングやビジネスにも活かしていきたい。そんな風に、未来へのエネルギーをもらえる最高の旅となりました。

皆さんの「いつか叶えたい夢」は何ですか? それを叶えた先には、新しい発見が待っているかもしれませんね!

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