仕事に家事に忙しい毎日の中で、時間を見つけて勉強に励む社会人の皆さん！限られた時間だからこそ、その質を最大限に高めたいですよね。
実は、ちょっとした「姿勢」の工夫で、勉強の集中力や効率がぐんとアップするかもしれません。
今回は、皆さんの頑張りを後押しする「集中力が高まる勉強の姿勢」についてお話しします。
▼このブログはこちらのポッドキャスト内容を再編したものです。ぜひ合わせてお聞きください！
「もしかして、当てはまってない？」勉強中に避けたいNG姿勢
ついついやってしまいがちな姿勢は、知らず知らずのうちに集中力を妨げ、体にも負担をかけていることがあります。まずは、避けるべき「NG姿勢」をチェックしてみましょう。
• 背中が丸くなっている（猫背）: デスクに向かっていると、いつの間にか背中が丸まって下を向いてしまいがちですよね。これは首や肩の痛みの原因にもなります。
• 肘掛けやデスクに片肘をついている: 体のバランスが崩れ、負担が偏ってしまいます。
• 腰が伸びきっている: これは、ソファに座る際に「お尻が前に出てしまう」ような、だらしない座り方の際に起こりやすい姿勢です。正しい姿勢で背筋を伸ばすのとは異なります。
• 足を組んでいる: 無意識に足を組んでしまう方も多いのではないでしょうか。これも体の重心が偏り、姿勢のバランスを崩す原因になります。
これらの姿勢を長時間続けると、首や肩の凝りなど、身体的な不調にもつながり、勉強への集中力を妨げてしまいます。
集中力アップ！正しい姿勢のポイントと快適グッズ
では、集中力を高めるための「正しい姿勢」とはどのようなものなのでしょうか。日々の勉強に少し取り入れるだけで、体の負担を減らし、効率アップにもつながりますよ。
まず、基本となるのは椅子の座り方です。
• 両足の裏をしっかりと地面につける: これが姿勢の土台になります。もし足が浮いてしまう場合は、椅子の座面の高さを調整したり、足元に台を置いたりして、両足がしっかりつくようにしましょう。
• 背もたれに深く座り、背筋をしっかり伸ばす: 良い姿勢を保つには、背もたれを上手に活用することが大切です。
• 顎を軽く引く: これも、首への負担を減らし、良い姿勢を保つためのポイントです。
• 肘の角度は直角に: デスクに両手を置いたとき、肘の角度が机に対して直角になるのが理想的です。この角度に合うよう、椅子の高さを調整してみましょう。
また、便利な「勉強グッズ」を活用するのもおすすめです。
私も長年愛用しているのが「卓上傾斜台」です。これは、机の上に置いて使う、約10度の傾斜がついた台のことで、その上で本を開いたり、パソコン作業をしたりします。視線が下がりすぎるのを防ぎ、首や肩への負担を軽減してくれるため、長時間勉強する方には特におすすめです。
他にも、姿勢を矯正するウェアや、椅子の上に置くタイプの姿勢矯正チェアなども市販されていますので、自分に合ったものを取り入れてみるのも良いでしょう。
姿勢だけじゃない！「適度な休憩」が集中力を保つ秘訣
実は、たとえ正しい姿勢で座っていても、ずっと座り続けるのは体にとって良くないとされています。なぜなら、長時間同じ姿勢でいると、身体が固まってしまい、血行不良や疲労の原因になるからです。
そこで大切なのが、定期的に「立ち上がる」ことです。ほんの数分でも立ち上がって体を動かすことで、気分転換になるだけでなく、認知能力や集中力、判断力も高まると言われています。
勉強カフェでも推奨している「ポモドーロ・テクニック」のように、25分勉強したら5分休憩するといったサイクルの中で、軽く立ち上がって歩いてみるのも良い方法です。私もApple Watchで「50分座り続けたら立ちましょう」という通知を受け取ることがありますが、定期的な休憩は本当に重要だと感じます。
良い姿勢をずっと保ち続けるのは疲れるものですが、適度な休憩を挟むことで、効率的に集中力を維持できるでしょう。
あなたの勉強を、もっと快適に、もっと効率的に
正しい姿勢を意識し、時には便利なグッズや適度な休憩を取り入れることで、皆さんの勉強はさらに快適で効率的なものになります。血行が良くなり、頭の回転が速まるだけでなく、覚える効率も高まり、何よりも集中力が長く続くようになるでしょう。
仕事で忙しい中で勉強時間を確保するのは本当に大変なことです。だからこそ、一つ一つの時間を大切にし、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、できることから取り入れてみませんか？これらの工夫が、皆さんの学びを力強く後押ししてくれるはずです。
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