やる気が出ない時の「1分だけ」勉強法のすすめ

勉強法

皆さん、試験が近づいてきて、勉強しなければならないと分かっているのに、ついついSNSやYouTubeに手が伸びてしまい、気づけば一日が終わってしまった、という経験はありませんか?今回のポッドキャストでは、このようなお悩みを抱える方に向けて、やる気が出ない時でも簡単に勉強を始められる方法についてお話しました。
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スマートフォンが生み出す誘惑

今の時代、スマートフォンが目の前にあることで、簡単にSNSやYouTube、ゲームにアクセスできてしまいます。かつては、テレビやゲームをするにも物理的なハードルがありましたが、今やワンタップで誘惑に引き込まれてしまいます。このため、勉強を始めるハードルが以前よりも高く感じる方が多いのです。

勉強のモチベーションをどう保つか

勉強という行為自体、楽なものではありません。SNSやYouTubeのような気軽に楽しめるものとは違い、勉強は少なからずエネルギーを必要とします。したがって、「やらなきゃいけない」と思いつつも、なかなか手をつけられないのは自然なことです。そこで重要なのは、やる気を待っているのではなく、「とにかく始めてみること」です。

やる気を生み出す「1分だけ」勉強法

人間の脳内には「即座角(そくざかく)」という部分があり、ここが刺激されると「ドーパミン」という物質が分泌されます。このドーパミンがやる気を引き出す役割を担っていますが、待っているだけでは分泌されません。実際に行動を起こすことで、ドーパミンが活性化し、やる気が徐々に湧いてくるのです。

そのため、勉強を始めるのが億劫な時でも、まずは「1分だけ」でもやってみることが重要です。たとえ5分、10分、1時間勉強するつもりがなくても、「1分だけ」とハードルを低く設定すれば、気づいたらもっと長く勉強しているかもしれません。

小さな達成感がやる気を引き出す

例えば、部屋の掃除も最初は面倒に感じるかもしれませんが、いざ始めると「ついでにここも片付けよう」とどんどん進めてしまう経験はありませんか?これは、最初の行動がドーパミンを活性化させ、やる気が湧いてくるからです。同じことが勉強にも言えます。

やる気が出ない日の対処法

どうしてもやる気が出ない日には、無理をして長時間勉強しようとするのではなく、簡単なタスクから始めるのがおすすめです。例えば、簡単なリスニングを聞いたり、単語を2つ3つ覚えたりすることからスタートするのです。これにより、勉強を続けるサイクルに自然と乗れるようになります。

継続は力なり

重要なのは、習慣として勉強を続けることです。「1分だけでもいいからやる」という小さな積み重ねが、最終的には勉強の習慣化につながります。やる気が出なくても、まずは始めてみることが、成功のカギとなるのです。

次回の勉強や作業がしんどいと感じた時には、この「1分だけ」勉強法を試してみてください。勉強やジョギング、家事など、何にでも応用できるこの方法で、日々の小さな積み重ねを大切にしていきましょう。